プロフェッショナルへの第一歩

静的サイトジェネレーター(SSG)を使い始める前に、すべての Web 開発に共通する「基本のキ」を理解しておきましょう。

1. HTTP の基本:リクエストとレスポンス

Webサイトを見るという行為は、ブラウザがサーバーに対して「このファイルをください」とお願いし(リクエスト)、サーバーが「はいどうぞ」とファイルを返す(レスポンス)プロセスの繰り返しです。

  • URL: インターネット上の住所。
  • HTML/CSS/JS: ブラウザが解釈して表示する、Webの標準言語。
  • ステータスコード: 200(成功)や 404(見つからない)など、通信結果を表す数字。

2. ソースコード管理:Git と Bitbucket

現代のプロフェッショナルな開発において、ファイルを直接手動でアップロードすることはありません。

  • Git: ファイルの変更履歴を記録し、時間を巻き戻したりチームで分担したりするための「タイムマシン」。
  • Bitbucket / GitHub: Git で管理されたコードをインターネット上に保存し、Cloudflare などのサーバーと連携させるためのプラットフォーム(リモートリポジトリ)。

3. 開発環境:Node.js と VS Code

SSG を動かすためには、自分のパソコンに「開発のベース」を作る必要があります。

  • Node.js: JavaScript をブラウザの外(パソコン上)で動かすためのプログラム。SSG のビルド(一括生成)には不可欠です。
  • VS Code: 世界中の開発者が愛用する高機能なエディタ。

4. なぜこれが「何を選ぶか」に関わるのか?

SSG の多くは JavaScript (Node.js) ベースですが、中には Go言語ベースの Hugo や Pythonベースの MkDocs もあります。自分がどの言語のエコシステムに慣れているか、または学びたいかによって、最適なツールが変わってきます。

結論

Web の仕組みと Git の基本さえ押さえておけば、どの SSG を選んでも迷うことは少なくなります。土台を固めた上で、次はいよいよ具体的なツールの世界を覗いてみましょう。